フジテレビ「アンビリバボー」にて乗鞍岳駐車場の熊襲撃事件が大きく取り上げられます。
この事件はテレビニュースになり、新聞でも取り上げられたとても有名な出来事。
畳平バスターミナルの悲劇の内容を始め、後日談まで詳しくみていきましょう!
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乗鞍岳駐車場の熊襲撃事件とは?
乗鞍岳駐車場の熊襲撃事件とは何なのか…世間を騒然させた騒ぎとして頭に入れておきましょう。
この事件は2009年の9月に起こりました
「長野県の松本市」と「岐阜県高山市」の間に位置する乗鞍岳という山の駐車場・畳平バスターミナルに突如クマが出現。
この山はあの北アルプスの山というだけあって、あまりクマのイメージのない方が多いのではないでしょうか。
そんなところに現れた熊。
駐車場にいた従業員から登山客を次々に攻撃し、合計9人が負傷。
幸い死者は出ず、重症となる怪我を負った人もおらず…
最終的にクマは猟友会員に射殺され、想像以上の被害は出ずに済んだそう。
しかし、山の駐車場にあの大きなクマ「ツキノワグマ」が出てくるなんてことは登山客は思いもしていなかった…
そして従業員もあまりの出来事にすぐに対処ができなかったことから、約4時間クマと向き合い、事件が沈着しました。
う〜ん…熊一体で人間がこんなにもおののいてしまうとは…
1つのクマ襲撃事件で恐ろしさを知られますね。
続いては事件後、事件に遭遇した方からの後日談についてまとめていきます。
乗鞍岳駐車場の熊襲撃事件・畳平バスターミナルの悲劇の後日談!
乗鞍岳駐車場の熊襲撃事件・畳平バスターミナルの悲劇の後日談をまとめましたので、報告していきます。
今回の事件後、駐車場の管理人ではありませんが、熊襲撃ということで「日本ツキノワグマ研究所理事長の米田一彦」が語っていますね。
この事件が起きたのは山…なのですが、あまり熊が出現しにくいエリアにて事件が起きたとのことで話題を呼んでいるんです。
たしかに畳平バスターミナル(駐車場)は標高が2702メートルあり、熊がここまで登ってくると考えるのは難しい…
人間でも登るが困難な標高ですからね。
しかしながら、今回このようなことが起きてしまったのは、駐車場に置いてある人間の残飯を目当てに現れたのだはないかと言われています。
そこでみなさんは、「いやいや、そんな離れたところの匂いなんてわかるはずないやないかい!」と思われる方がいるかもしれませんが、ここが驚き。
熊は動物界で一番嗅覚が利く動物ということで知られていて、人間の2100倍も鼻が聞くのだと言われています。
犬ですらプールに酢を一滴いれただけで臭いを判別できると言われていますが、そんな動物よりも7倍の嗅覚を持つ熊。
今回、食べ物を狙い、駐車場にやってきたということも十分考えられますね。
事件後、ターミナルの残飯処理がおろそかになっていたことが原因で事件が起きたといわれていますから、熊だけでなく、多くの生き物がいる山での食べ物の処理方法には注意が必要のようです。
クマに遭遇した時の対処法は?逃げる方法は何?
事件は突如起こります。
もし熊が出現した時に対処できる知恵があれば、紹介したようなことが起きたとしても、最小限の怪我で済ませることができるでしょう。
早速紹介していきます。
まずクマ出現すると言われている場所に行く場合、市販の熊撃退グッズの購入をしましょう。
一番効き目があると言われているのが、「熊撃退スプレー」
唐辛子から作られている熊よけスプレーは、肌にかけた途端痛みを起こします。
催涙スプレーのようなものをイメージしていただければと思いますが、催涙スプレーだと熊には効き目がありませんので、ご注意ください。
また、熊撃退スプレーはあの強靭な熊がやられてしまうほど非常に強い成分が含まれていますから、人間に噴射してしまった場合…
想像しなくてもお分かりいただけると思います。
現に身につけていた熊撃退スプレーが誤った噴射してしまい、登山客が救急車で運ばれる事件が起きています。
利用する予定のある時は、使い方をしっかり確認しましょう。
もしもスプレーがないなんて場合は、傘が代用品になるとの情報があります。
小さなものが急に大きくなる…この姿に人間以外の動物はとてつもない驚きを示します。
ですので、スプレーがない…けど、傘はあるなんていう状況の際は、傘をバサバサ熊に向けて広げてみてください。
最後になりますが、「熊よけの鈴」は全く意味がありませんので、ご注意を。
まとめ
1対1でクマに遭遇して亡くなった…ということは日常茶判事なのかもしれません。
ただ、一度の襲撃で10人近くの人間に攻撃し、負傷させたクマなんて歴史上でも少ないです。
以降、これほどまで大きな事件は起きていませんが、油断は禁物。
山に行かれる際はクマに対処できるアイテムを用意して行きましょう。