テラフォーマーズ第41話「PROLOGUE OF EPILOGUE 新世界の幕開け」(2018年4月26日発売のヤングジャンプNo.21・22合併号掲載)のネタバレや考察・感想をご紹介していきます!
こちらの記事はヤングジャンプ発売日~翌日の間に毎週更新していきます。もちろんネタバレが豊富なのでコミック派の人や、まだ読んでない人はネタバレに注意しましょう!
2017年15号の連載を最後に作者の貴家悠先生が病気療養のために連載を休止していたテラフォーマーズですが1年間の時を経て再びヤングジャンプに戻ってきました!
40話ではワジミミズクの草間がやられ、コビ砂漠の地下実験場では小吉・総理・蛭間が激突する流れとなって終わってしまった40話でした。
気になる所で休載となってしまったので嘆いた人も多いのではないでしょうか?
そんなテラフォーマーズ41話の気になる内容とは?
Contents
テラフォーマーズ41話のネタバレ考察と感想
小吉の前に一郎が姿を見せた一方で、テラフォーマーについてのあらましが何者かに世間に流されていた。
一郎から「あの告白」を聞いて何のために今まで戦ってきたのかと聞く小吉に一郎は、これまで小吉にした事を謝るために土下座をする。
「小吉…済まなかった…」
「一郎…」
全て小吉に押し付けて悪かったと謝る一郎は続けて、小吉の明るさや懐の深さや強さに救われていたと告げる。
一郎は小吉を陰から支えていたつもりだったのだが、気づかぬうちに小吉に甘え、勝手に許されたつもりでいたと言う。
『元はと言えば俺と本田博士が裏切らなければ…正しい情報を伝えるように努めていれば――…。』
そして一郎の、秋田を失うことだって避けられたかもしれないという言葉に手とうを繰り出そうとした小吉だったが、逆に小吉に殴られてしまう。
「―だがそれとこれとは別の話だ」
小吉の胸倉を掴み、無理矢理立たせた一郎がお前は――!と言いかけた時、操作による攻撃を一郎に繰り出す。
なんとか足をついて堪えた一郎に対して操作じゃない蹴りを入れる小吉。
謝ってしまったことに対して、なぁなぁにしてやっていたのにと激怒する小吉に今度は一郎が頭突きをする。
一郎も小吉に思う事は沢山あるようで感情をぶつける。
「逆に小吉(てめぇ)はなぁなぁに出来たっていうのかよ!!あァ!?俺らの年齢(とし)になりゃなぁなぁにせざるを得ねェことの二つや三つ有ンだろうが!!それを小吉(てめぇ)は――、内心ではッ何ひとつなぁなぁに出来ず!!不器用に全部抱えたままこれだよ!!
そんなんだから四十三にもなって敵に心の隙を付け込まれて、挙句若い世代にまで迷惑かけてんじゃねぇぞバカヤロウ!!!」
一郎のこれまで溜まっていた、話す事の出来なかった感情の全てを小吉に言い放つ。
…小吉を一番わかっていたのはなんだかんだで一郎だったんですね、言葉に重みがあってグッときます。
「どんな状態(すがた)でも小吉(おまえ)を連れて帰る」
「・・・・・」
“火星で死にたかった”という小吉の言葉にそれは逃げであって許さないと激怒する一郎。
「お前はお前で!!もう逃げちゃいけない立場なんだよ!!!」
「・・・・、一郎…済まない・・・。」
一郎の必死な想いが伝わった小吉だったがそれを別室でみていた凱によって操作をさせられる。
――終わりだ蛭間一郎元総理殿―。
体を変化させられる小吉が振り絞るような小さな声で済まないと謝った時だった、一郎も自らを変化しはじめる。
凱は最悪一郎を末代までの晒し首にしようと目論んでいた。
放送ではこの事態を引き起こした原因が蛭間一郎にあるという機密情報が晒されていたのだ。
それはまるで全てなにもかも蛭間一郎が悪いと言わんばかりに――。
そしてその事を利用して新しく総理大臣に選ばれたのが第504代日本国総理大臣新墾(にいばり)ジェイソンだった。
ジェイソンはアメリカ軍と中国軍を中心とした全国籍軍がテラフォーマー軍を水際で塞いでくれると言う。
同時に中国国家主席の劉就武(リュウ・ジョーウ)とテラフォーマーの代表者が握手を交わす。
…しかし祈る者が劉の顔に唾を吹きかけ殴り殺す。
「この闘争(たたかい)は、はじめから“人間”と“人間外”の生存競争(たたかい)なのだよ」
全ての因縁に決着をつけようかという所で41話は終了します。
まとめ
久しぶりのテラフォーマーズ、待ちに待ったファンを含め楽しんでみることができたのではないでしょうか?
見どころはなんと言っても一郎と小吉の感情のぶつけ合いのシーンなのではないでしょうか?二人の戦いはどうなるのか、はたまた因縁の決着はどんな他界を見せるのか…。
死ぬキャラが多いテラフォーマーズですがまた死んでしまうキャラが増えてしまうのか?次号も楽しみですね!